2025年6月12日(木)看護師クイズ 解答

概要 動脈で正しいのはどれか。

1. 骨格筋の収縮は動脈の血流を助けている。
2. 内膜、中膜および外膜のうち中膜が最も厚い。
3. 逆流を防ぐ弁が備わっている。
4. 大動脈は弾性線維が乏しい。
回答

内膜、中膜および外膜のうち中膜が最も厚い。

解説

1. 骨格筋の収縮は動脈の血流を助けている。

動脈は心筋の収縮によって拍出された血液を流しており、骨格筋の収縮による助けは得ていない。骨格筋の収縮による血流の助けを筋ポンプと呼ぶが、それは心臓に向かう静脈において、血流の助けとなっている。

2. 内膜、中膜および外膜のうち中膜が最も厚い。

血管壁において、中膜は平滑筋層となっており、動脈においてはこの筋層の中膜が最も厚い。

3. 逆流を防ぐ弁が備わっている。

逆流を防ぐ弁は、求心性の血流をもつ静脈にみられる。

4. 大動脈は弾性線維が乏しい。

大動脈の中膜は厚い平滑筋層でできており、多くの弾性線維を含んでいる。

動脈とは、心臓から送り出された血液を全身に運ぶための血管です。 心臓から続く大動脈に始まり、枝分かれしながら徐々に細くなり、最後は細動脈と呼ばれる髪の毛ほどの細い血管になります。 健康な人の動脈には弾力性があり、やわらかく、内壁も滑らかで血液はスムーズに流れています。

概要 動脈で正しいのはどれか。

1. 骨格筋の収縮は動脈の血流を助けている。
2. 内膜、中膜および外膜のうち中膜が最も厚い。
3. 逆流を防ぐ弁が備わっている。
4. 大動脈は弾性線維が乏しい。
回答

内膜、中膜および外膜のうち中膜が最も厚い。

解説

1. 骨格筋の収縮は動脈の血流を助けている。

動脈は心筋の収縮によって拍出された血液を流しており、骨格筋の収縮による助けは得ていない。骨格筋の収縮による血流の助けを筋ポンプと呼ぶが、それは心臓に向かう静脈において、血流の助けとなっている。

2. 内膜、中膜および外膜のうち中膜が最も厚い。

血管壁において、中膜は平滑筋層となっており、動脈においてはこの筋層の中膜が最も厚い。

3. 逆流を防ぐ弁が備わっている。

逆流を防ぐ弁は、求心性の血流をもつ静脈にみられる。

4. 大動脈は弾性線維が乏しい。

大動脈の中膜は厚い平滑筋層でできており、多くの弾性線維を含んでいる。

動脈とは、心臓から送り出された血液を全身に運ぶための血管です。 心臓から続く大動脈に始まり、枝分かれしながら徐々に細くなり、最後は細動脈と呼ばれる髪の毛ほどの細い血管になります。 健康な人の動脈には弾力性があり、やわらかく、内壁も滑らかで血液はスムーズに流れています。