
2025年7月11日(金)看護師クイズ 解答
概要 | 脈拍数と心拍数が異なる場合がある?それはなぜ? |
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回答 | 期外収縮や心房細動などの不整脈・循環血液量が少ないため |
解説 | 一般的には心拍数と脈拍数はほぼ大きな差はないのですが、期外収縮や心房細動などの不整脈をきたす疾患では、脈拍が何回かに1回途切れてしまう〔脈の欠損(結滞)とよぶ〕状態が生じ、脈拍数が心拍数より少なくなります。 これは正常なリズムによる心臓の収縮でないために、心室に血液が充填される前に心臓が収縮し、十分な血液量を大動脈に送り出すことができず、このため大動脈に伝わる拍動が弱く、脈拍として触れることが難しくなり脈の欠損(結滞)が生じます。 また、循環血液量が減少している場合も、心臓から大動脈に送り出される血液量が少なく、拍動が弱くなるとともに脈拍として触れることが困難となり、脈拍数の減少をきたすことがあります。 心拍数と脈拍数はイコールではないことが重要となります。 |
概要 | 脈拍数と心拍数が異なる場合がある?それはなぜ? |
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回答 | 期外収縮や心房細動などの不整脈・循環血液量が少ないため |
解説 | 一般的には心拍数と脈拍数はほぼ大きな差はないのですが、期外収縮や心房細動などの不整脈をきたす疾患では、脈拍が何回かに1回途切れてしまう〔脈の欠損(結滞)とよぶ〕状態が生じ、脈拍数が心拍数より少なくなります。 これは正常なリズムによる心臓の収縮でないために、心室に血液が充填される前に心臓が収縮し、十分な血液量を大動脈に送り出すことができず、このため大動脈に伝わる拍動が弱く、脈拍として触れることが難しくなり脈の欠損(結滞)が生じます。 また、循環血液量が減少している場合も、心臓から大動脈に送り出される血液量が少なく、拍動が弱くなるとともに脈拍として触れることが困難となり、脈拍数の減少をきたすことがあります。 心拍数と脈拍数はイコールではないことが重要となります。 |