2026年2月10日(火)看護師クイズ 解答

概要 敗血症患者で血圧は保たれているが、尿量が徐々に減少し、乳酸値が上昇してきた。
SpO₂は安定している。最も早期に疑うべき状態はどれか?



A. 呼吸不全の進行
B. 末梢循環不全(組織低灌流)
C. 酸素投与不足
D. 鎮静過多


回答

正解:B. 末梢循環不全(組織低灌流)

解説

敗血症では血圧が保たれていても、組織レベルでは低灌流が進行していることがあります。これを「隠れたショック(cryptic shock)」と呼びます。

今回のポイントは以下です。

  • SpO₂が正常 → 酸素化は保たれている

  • 尿量低下 → 腎血流低下のサイン

  • 乳酸上昇 → 組織での嫌気代謝の進行

つまり、全身に酸素は届いているが、組織で利用できていない状態です。

敗血症では血管拡張や微小循環障害により、血圧が正常でも臓器灌流が低下します。

看護師の観察ポイント

・尿量(0.5 mL/kg/hr 未満になっていないか)
・四肢冷感、毛細血管再充満時間(CRT延長)
・皮膚まだら(mottling)の出現
・意識レベルの軽度変化
・乳酸値のトレンド(単発ではなく推移)

報告のポイント(医師への伝え方)

「血圧は保たれていますが、尿量が減少し乳酸が上昇しています。末梢循環低下の可能性があります。」

→ 単なる数値報告ではなく、病態推測を含めた報告が重要です。

エビデンス・引用

  • Surviving Sepsis Campaign Guidelines 2021

  • Cecconi M, et al. Intensive Care Med. 2014(循環評価と組織灌流の重要性)

  • Vincent JL. Crit Care. 2016(乳酸と組織低灌流)

引用セミナー:敗血症セミナー

概要 敗血症患者で血圧は保たれているが、尿量が徐々に減少し、乳酸値が上昇してきた。
SpO₂は安定している。最も早期に疑うべき状態はどれか?



A. 呼吸不全の進行
B. 末梢循環不全(組織低灌流)
C. 酸素投与不足
D. 鎮静過多


回答

正解:B. 末梢循環不全(組織低灌流)

解説

敗血症では血圧が保たれていても、組織レベルでは低灌流が進行していることがあります。これを「隠れたショック(cryptic shock)」と呼びます。

今回のポイントは以下です。

  • SpO₂が正常 → 酸素化は保たれている

  • 尿量低下 → 腎血流低下のサイン

  • 乳酸上昇 → 組織での嫌気代謝の進行

つまり、全身に酸素は届いているが、組織で利用できていない状態です。

敗血症では血管拡張や微小循環障害により、血圧が正常でも臓器灌流が低下します。

看護師の観察ポイント

・尿量(0.5 mL/kg/hr 未満になっていないか)
・四肢冷感、毛細血管再充満時間(CRT延長)
・皮膚まだら(mottling)の出現
・意識レベルの軽度変化
・乳酸値のトレンド(単発ではなく推移)

報告のポイント(医師への伝え方)

「血圧は保たれていますが、尿量が減少し乳酸が上昇しています。末梢循環低下の可能性があります。」

→ 単なる数値報告ではなく、病態推測を含めた報告が重要です。

エビデンス・引用

  • Surviving Sepsis Campaign Guidelines 2021

  • Cecconi M, et al. Intensive Care Med. 2014(循環評価と組織灌流の重要性)

  • Vincent JL. Crit Care. 2016(乳酸と組織低灌流)

引用セミナー:敗血症セミナー