2026年2月18日(水)看護師クイズ 回答

概要 術後患者でSpO₂は98%と安定しているが、EtCO₂が45 → 30 mmHgへ徐々に低下してきた。
最も考えるべき状態はどれ?



A.過換気
B.心拍出量低下
C.酸素投与不足
D.気道閉塞



回答

B.心拍出量低下

解説

EtCO₂は「肺に届いたCO₂量」を反映しており、換気だけでなく循環(肺血流量)にも強く依存する指標である。

SpO₂が保たれているにもかかわらずEtCO₂が徐々に低下する場合、換気不全よりも肺血流の低下=心拍出量低下をまず疑う必要がある。

特に以下の状況では重要なサインとなる:

  • 出血や脱水による循環血液量低下

  • 心機能低下

  • 麻酔・鎮静による血圧低下

  • 敗血症初期の循環不全

SpO₂は酸素化の指標であり、循環低下の早期には変化しないことが多い。一方、EtCO₂は心拍出量低下の早期指標となり得るため、血圧・脈拍・尿量・皮膚冷感など循環評価を直ちに追加することが重要である。

 看護師の観察ポイント

  • 血圧低下の有無

  • 心拍数の変化(頻脈)

  • 尿量減少

  • 四肢冷感・末梢循環不良

  • 出血やドレーン排液量

 エビデンス

  • Kodali BS. Capnography outside the operating rooms. Anesthesiology. 2013.

  • Weil MH et al. End-tidal CO₂ as a noninvasive indicator of cardiac output. Crit Care Med.

引用セミナー:周術期セミナー

概要 術後患者でSpO₂は98%と安定しているが、EtCO₂が45 → 30 mmHgへ徐々に低下してきた。
最も考えるべき状態はどれ?



A.過換気
B.心拍出量低下
C.酸素投与不足
D.気道閉塞



回答

B.心拍出量低下

解説

EtCO₂は「肺に届いたCO₂量」を反映しており、換気だけでなく循環(肺血流量)にも強く依存する指標である。

SpO₂が保たれているにもかかわらずEtCO₂が徐々に低下する場合、換気不全よりも肺血流の低下=心拍出量低下をまず疑う必要がある。

特に以下の状況では重要なサインとなる:

  • 出血や脱水による循環血液量低下

  • 心機能低下

  • 麻酔・鎮静による血圧低下

  • 敗血症初期の循環不全

SpO₂は酸素化の指標であり、循環低下の早期には変化しないことが多い。一方、EtCO₂は心拍出量低下の早期指標となり得るため、血圧・脈拍・尿量・皮膚冷感など循環評価を直ちに追加することが重要である。

 看護師の観察ポイント

  • 血圧低下の有無

  • 心拍数の変化(頻脈)

  • 尿量減少

  • 四肢冷感・末梢循環不良

  • 出血やドレーン排液量

 エビデンス

  • Kodali BS. Capnography outside the operating rooms. Anesthesiology. 2013.

  • Weil MH et al. End-tidal CO₂ as a noninvasive indicator of cardiac output. Crit Care Med.

引用セミナー:周術期セミナー