2026年2月27日(金)看護師クイズ 回答

概要 人工呼吸管理中のARDS患者において、肺保護戦略として適切なのはどれか。






A. 一回換気量 10–12 mL/kg(予測体重)
B. プラトー圧 35 cmH₂O以下を目標にする
C. 一回換気量 6 mL/kg(予測体重)
D. PaCO₂を正常範囲に厳密に保つ


回答

C. 一回換気量 6 mL/kg(予測体重)

解説

ARDSでは肺胞が炎症・虚脱し、「小さくなった肺(baby lung)」で換気しています。
そのため通常量の換気量では過伸展(volutrauma)を起こしやすくなります。

肺保護戦略の基本は:

  • 一回換気量 6 mL/kg(予測体重)

  •  プラトー圧 30 cmH₂O未満

  •  permissive hypercapnia(ある程度の高CO₂を許容)

Aは過大換気量であり、VILI(人工呼吸器関連肺障害)を助長します。
Bは35では高すぎます(目標は30未満)。
DはCO₂正常化を優先すると換気量が増え、肺損傷を悪化させます。

【エビデンス】

ARDS Network Trial(2000, NEJM)

  • 6 mL/kg群は12 mL/kg群と比較し
    死亡率が有意に低下(31% vs 39.8%)

つまり
「肺を守る換気」が生命予後を改善する

概要 人工呼吸管理中のARDS患者において、肺保護戦略として適切なのはどれか。






A. 一回換気量 10–12 mL/kg(予測体重)
B. プラトー圧 35 cmH₂O以下を目標にする
C. 一回換気量 6 mL/kg(予測体重)
D. PaCO₂を正常範囲に厳密に保つ


回答

C. 一回換気量 6 mL/kg(予測体重)

解説

ARDSでは肺胞が炎症・虚脱し、「小さくなった肺(baby lung)」で換気しています。
そのため通常量の換気量では過伸展(volutrauma)を起こしやすくなります。

肺保護戦略の基本は:

  • 一回換気量 6 mL/kg(予測体重)

  •  プラトー圧 30 cmH₂O未満

  •  permissive hypercapnia(ある程度の高CO₂を許容)

Aは過大換気量であり、VILI(人工呼吸器関連肺障害)を助長します。
Bは35では高すぎます(目標は30未満)。
DはCO₂正常化を優先すると換気量が増え、肺損傷を悪化させます。

【エビデンス】

ARDS Network Trial(2000, NEJM)

  • 6 mL/kg群は12 mL/kg群と比較し
    死亡率が有意に低下(31% vs 39.8%)

つまり
「肺を守る換気」が生命予後を改善する