2026年2月9日(月)看護師クイズ 解答

概要 人工呼吸管理中の患者で、EtCO₂が急激に低下した。SpO₂は変化していない。
最初に疑うべき状態はどれか。




A. 肺胞低換気
B. 心拍出量低下
C. 酸素投与不足
D. 気道分泌物増加



回答

B.心拍出量低下

解説

EtCO₂(呼気終末二酸化炭素濃度)は、「肺に運ばれてきたCO₂量」を反映しており、実質的には肺血流量=心拍出量の指標として使用される。

SpO₂が保たれているにも関わらずEtCO₂のみが急激に低下した場合、換気ではなく循環の問題(肺血流低下)をまず疑う必要がある。

代表的な原因:
・心拍出量低下(ショック、出血、心機能低下)
・PE(肺塞栓)
・心停止前状態

肺胞低換気であればEtCO₂は上昇するためAは誤り。
酸素投与量不足はSpO₂低下が先行するためCは誤り。
分泌物増加では通常EtCO₂は上昇または波形変化が主体である。

看護師の観察ポイント・初期対応

・血圧、脈拍の変化をすぐ確認
・モニター波形(EtCO₂波形の急激な減少)を確認
・末梢冷感、皮膚色、尿量など循環評価
・医師へ「EtCO₂急低下+SpO₂変化なし=循環低下疑い」で報告

エビデンス・参考

・AHA Guidelines for CPR and ECC
・JRC蘇生ガイドライン2020
・Kodali BS. Capnography outside the operating rooms. Anesthesiology. 2013.


概要 人工呼吸管理中の患者で、EtCO₂が急激に低下した。SpO₂は変化していない。
最初に疑うべき状態はどれか。




A. 肺胞低換気
B. 心拍出量低下
C. 酸素投与不足
D. 気道分泌物増加



回答

B.心拍出量低下

解説

EtCO₂(呼気終末二酸化炭素濃度)は、「肺に運ばれてきたCO₂量」を反映しており、実質的には肺血流量=心拍出量の指標として使用される。

SpO₂が保たれているにも関わらずEtCO₂のみが急激に低下した場合、換気ではなく循環の問題(肺血流低下)をまず疑う必要がある。

代表的な原因:
・心拍出量低下(ショック、出血、心機能低下)
・PE(肺塞栓)
・心停止前状態

肺胞低換気であればEtCO₂は上昇するためAは誤り。
酸素投与量不足はSpO₂低下が先行するためCは誤り。
分泌物増加では通常EtCO₂は上昇または波形変化が主体である。

看護師の観察ポイント・初期対応

・血圧、脈拍の変化をすぐ確認
・モニター波形(EtCO₂波形の急激な減少)を確認
・末梢冷感、皮膚色、尿量など循環評価
・医師へ「EtCO₂急低下+SpO₂変化なし=循環低下疑い」で報告

エビデンス・参考

・AHA Guidelines for CPR and ECC
・JRC蘇生ガイドライン2020
・Kodali BS. Capnography outside the operating rooms. Anesthesiology. 2013.