2026年3月2日(月)看護師クイズ 回答

概要 前壁急性心筋梗塞でPCI後の患者。
突然血圧低下 78/46 mmHg、HR 122回/分。
SpO₂ 96%(酸素3L)。
頸静脈怒張あり。
肺雑音なし。
心音減弱あり。
最も疑うべき病態はどれか。






A.心原性ショック(左室ポンプ不全)
B.心室中隔穿孔
C.心タンポナーデ
D.右室梗塞




回答

C.心タンポナーデ

解説

 解説

本症例のポイントは:

  • 急激な血圧低下

  • 頸静脈怒張

  • 肺うっ血なし

  • 心音減弱

これはBeckの三徴に合致する。

✔ 低血圧
✔ 頸静脈怒張
✔ 心音減弱

急性心筋梗塞後に突然発症していることから、
左室自由壁破裂 → 心嚢内出血 → 心タンポナーデを強く疑う。

心タンポナーデでは

  • 心室拡張障害

  • 前負荷低下

  • 心拍出量急減

が起こり、迅速な対応(心嚢穿刺・外科対応)が必要。

 各選択肢の解説

A.心原性ショック(左室不全)

通常は肺うっ血・湿性ラ音が出現する。
本症例では肺雑音なし。

B.心室中隔穿孔

新規の汎収縮期雑音が特徴。
心音減弱ではなく「雑音増強」が典型。

D.右室梗塞

頸静脈怒張は起こるが、
多くは下壁梗塞に合併。
本症例は前壁梗塞。

エビデンス

2023 ESC Acute Coronary Syndrome Guidelines
心筋梗塞後の機械的合併症(自由壁破裂、VSP、乳頭筋断裂)は突然の循環破綻で発症。

● Figueras J et al. Circulation 2000
急性心タンポナーデは急激な血圧低下とBeck三徴が特徴。

● ACC/AHA STEMI Guideline
PCI後急変では、機械的合併症を最優先で除外することが推奨。

概要 前壁急性心筋梗塞でPCI後の患者。
突然血圧低下 78/46 mmHg、HR 122回/分。
SpO₂ 96%(酸素3L)。
頸静脈怒張あり。
肺雑音なし。
心音減弱あり。
最も疑うべき病態はどれか。






A.心原性ショック(左室ポンプ不全)
B.心室中隔穿孔
C.心タンポナーデ
D.右室梗塞




回答

C.心タンポナーデ

解説

 解説

本症例のポイントは:

  • 急激な血圧低下

  • 頸静脈怒張

  • 肺うっ血なし

  • 心音減弱

これはBeckの三徴に合致する。

✔ 低血圧
✔ 頸静脈怒張
✔ 心音減弱

急性心筋梗塞後に突然発症していることから、
左室自由壁破裂 → 心嚢内出血 → 心タンポナーデを強く疑う。

心タンポナーデでは

  • 心室拡張障害

  • 前負荷低下

  • 心拍出量急減

が起こり、迅速な対応(心嚢穿刺・外科対応)が必要。

 各選択肢の解説

A.心原性ショック(左室不全)

通常は肺うっ血・湿性ラ音が出現する。
本症例では肺雑音なし。

B.心室中隔穿孔

新規の汎収縮期雑音が特徴。
心音減弱ではなく「雑音増強」が典型。

D.右室梗塞

頸静脈怒張は起こるが、
多くは下壁梗塞に合併。
本症例は前壁梗塞。

エビデンス

2023 ESC Acute Coronary Syndrome Guidelines
心筋梗塞後の機械的合併症(自由壁破裂、VSP、乳頭筋断裂)は突然の循環破綻で発症。

● Figueras J et al. Circulation 2000
急性心タンポナーデは急激な血圧低下とBeck三徴が特徴。

● ACC/AHA STEMI Guideline
PCI後急変では、機械的合併症を最優先で除外することが推奨。