2026年4月1日(水)看護師クイズ回答

概要 頸静脈怒張(JVD)が認められる患者で、最も考えるべき病態はどれか?




A. 脱水
B. 左心不全
C. 右心不全
D. 貧血
回答

3  右心不全

解説

頸静脈怒張(JVD)は「右房圧上昇」を反映する所見であり、右心系のうっ血を示す。頸静脈は上大静脈から右房へ直接つながっているため、右心のポンプ機能が低下すると血液が体静脈側へうっ滞し、怒張として観察される。

右心不全では以下のような所見がみられる
・頸静脈怒張
・下腿浮腫
・肝腫大
・腹水

これらはすべて「全身静脈うっ血」によるものである。

一方、左心不全では主に肺うっ血が前景に出る
・呼吸困難
・起座呼吸
・湿性ラ音

ただし、左心不全が進行すると肺高血圧を介して右心不全を合併し、結果としてJVDが出現することもある。

他の選択肢について
A 脱水:静脈還流が低下するため、頸静脈はむしろ虚脱する
D 貧血:頻脈などは起こるが、単独でJVDの原因にはなりにくい

重要ポイント
JVDを見たときは「右房圧が上がっている」と考え、その原因を鑑別することが重要である

代表的な原因
・右心不全
・心タンポナーデ
・三尖弁閉鎖不全
・肺高血圧
・PEEP過剰(人工呼吸管理中)

概要 頸静脈怒張(JVD)が認められる患者で、最も考えるべき病態はどれか?




A. 脱水
B. 左心不全
C. 右心不全
D. 貧血
回答

3  右心不全

解説

頸静脈怒張(JVD)は「右房圧上昇」を反映する所見であり、右心系のうっ血を示す。頸静脈は上大静脈から右房へ直接つながっているため、右心のポンプ機能が低下すると血液が体静脈側へうっ滞し、怒張として観察される。

右心不全では以下のような所見がみられる
・頸静脈怒張
・下腿浮腫
・肝腫大
・腹水

これらはすべて「全身静脈うっ血」によるものである。

一方、左心不全では主に肺うっ血が前景に出る
・呼吸困難
・起座呼吸
・湿性ラ音

ただし、左心不全が進行すると肺高血圧を介して右心不全を合併し、結果としてJVDが出現することもある。

他の選択肢について
A 脱水:静脈還流が低下するため、頸静脈はむしろ虚脱する
D 貧血:頻脈などは起こるが、単独でJVDの原因にはなりにくい

重要ポイント
JVDを見たときは「右房圧が上がっている」と考え、その原因を鑑別することが重要である

代表的な原因
・右心不全
・心タンポナーデ
・三尖弁閉鎖不全
・肺高血圧
・PEEP過剰(人工呼吸管理中)