2026年4月2日(木)看護師クイズ 回答

概要 高血圧患者にACE阻害薬を開始後、乾いた咳が出現した。最も適切な対応はどれか?





A. そのまま継続する
B. 利尿薬を追加する
C. ARBへ変更する
D. β遮断薬へ変更する


回答

C. ARBへ変更する

解説

ACE阻害薬はアンジオテンシン変換酵素(ACE)を阻害することで降圧作用を示すが、同時にブラジキニンの分解も抑制する。このブラジキニンの蓄積が、乾いた咳(空咳)の原因となる。

この咳は感染や肺疾患とは異なり、持続的で夜間に悪化することもあり、患者のアドヒアランス低下につながる重要な副作用である。

対応としては、同じレニン・アンジオテンシン系に作用しつつ、ブラジキニンに影響しないARB(アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬)へ変更するのが基本である。ARBはACEを介さずAT1受容体を直接遮断するため、咳の副作用がほとんどない。

Aの継続は症状が持続するため不適切。
Bの利尿薬追加は原因に対する対応ではない。
Dのβ遮断薬変更は適応が異なるため第一選択ではない。

【臨床ポイント】
・ACE阻害薬の空咳は数%〜20%程度で出現
・女性、非喫煙者に多い傾向
・ARBへ変更すると多くは改善する

概要 高血圧患者にACE阻害薬を開始後、乾いた咳が出現した。最も適切な対応はどれか?





A. そのまま継続する
B. 利尿薬を追加する
C. ARBへ変更する
D. β遮断薬へ変更する


回答

C. ARBへ変更する

解説

ACE阻害薬はアンジオテンシン変換酵素(ACE)を阻害することで降圧作用を示すが、同時にブラジキニンの分解も抑制する。このブラジキニンの蓄積が、乾いた咳(空咳)の原因となる。

この咳は感染や肺疾患とは異なり、持続的で夜間に悪化することもあり、患者のアドヒアランス低下につながる重要な副作用である。

対応としては、同じレニン・アンジオテンシン系に作用しつつ、ブラジキニンに影響しないARB(アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬)へ変更するのが基本である。ARBはACEを介さずAT1受容体を直接遮断するため、咳の副作用がほとんどない。

Aの継続は症状が持続するため不適切。
Bの利尿薬追加は原因に対する対応ではない。
Dのβ遮断薬変更は適応が異なるため第一選択ではない。

【臨床ポイント】
・ACE阻害薬の空咳は数%〜20%程度で出現
・女性、非喫煙者に多い傾向
・ARBへ変更すると多くは改善する