2026年4月28日(火)看護師クイズ 回答

概要 敗血症において、早期対応として最も適切なのはどれか。


A.抗菌薬投与は血液培養の結果が出てから開始する
B.初期輸液は30 mL/kgの晶質液を速やかに投与する
C.乳酸値は重症度評価に不要である
D.血圧低下があっても尿量があれば問題ない

回答

B.初期輸液は30 mL/kgの晶質液を速やかに投与する

解説

敗血症は感染に対する過剰な宿主反応により臓器障害を来す病態であり、初期対応の遅れが予後を大きく左右する。Surviving Sepsis Campaignガイドラインでは、敗血症性ショックまたは乳酸値上昇(≧4 mmol/L)を伴う症例に対して、初期輸液として30 mL/kgの晶質液を迅速に投与することが推奨されている。

この輸液の目的は、血管拡張および血管透過性亢進により低下した有効循環血液量を補正し、組織灌流を改善することである。特に初期6時間(いわゆるresuscitation phase)での適切な輸液は、死亡率低下と関連する。

Aは誤り。抗菌薬は「1時間以内の投与」が推奨されており、培養採取後は結果を待たずに広域抗菌薬を開始する。
Cは誤り。乳酸値は組織低灌流の指標として極めて重要であり、重症度評価および治療反応の指標となる。
Dは誤り。尿量が保たれていても、他の臓器障害(意識障害、乳酸上昇など)があればショックと判断する必要がある。

引用セミナー:敗血症セミナー

概要 敗血症において、早期対応として最も適切なのはどれか。


A.抗菌薬投与は血液培養の結果が出てから開始する
B.初期輸液は30 mL/kgの晶質液を速やかに投与する
C.乳酸値は重症度評価に不要である
D.血圧低下があっても尿量があれば問題ない

回答

B.初期輸液は30 mL/kgの晶質液を速やかに投与する

解説

敗血症は感染に対する過剰な宿主反応により臓器障害を来す病態であり、初期対応の遅れが予後を大きく左右する。Surviving Sepsis Campaignガイドラインでは、敗血症性ショックまたは乳酸値上昇(≧4 mmol/L)を伴う症例に対して、初期輸液として30 mL/kgの晶質液を迅速に投与することが推奨されている。

この輸液の目的は、血管拡張および血管透過性亢進により低下した有効循環血液量を補正し、組織灌流を改善することである。特に初期6時間(いわゆるresuscitation phase)での適切な輸液は、死亡率低下と関連する。

Aは誤り。抗菌薬は「1時間以内の投与」が推奨されており、培養採取後は結果を待たずに広域抗菌薬を開始する。
Cは誤り。乳酸値は組織低灌流の指標として極めて重要であり、重症度評価および治療反応の指標となる。
Dは誤り。尿量が保たれていても、他の臓器障害(意識障害、乳酸上昇など)があればショックと判断する必要がある。

引用セミナー:敗血症セミナー