2026年6月12日(木)看護師クイズ 回答
| 概要 | 急性心不全で入院中の患者さんです。 利尿薬投与後、呼吸状態は改善しましたが、朝のバイタルサインは以下の通りでした。 血圧 92/58 mmHg 心拍数 104回/分 SpO₂ 97%(酸素2L) 尿量 2,500mL/日 患者さんは、「昨日より息は楽だけど、立つと少しふらつく」と話しています。 この時、看護師が最も優先してアセスメントすべきことは何でしょうか。 A. 肺うっ血の再増悪 B. 利尿による循環血液量減少 C. 不整脈の出現 D. 心筋虚血 |
|---|---|
| 回答 | B. 利尿による循環血液量減少 |
| 解説 | 急性心不全の治療では、利尿薬を用いて体内に過剰に貯留した水分を排出し、肺うっ血や全身のうっ血を改善させます。しかし、除水が過度に進行すると循環血液量が不足し、血圧低下や頻脈、めまい、起立時のふらつきなどが出現することがあります。 本症例では、呼吸状態が改善しSpO₂も維持されていることから、肺うっ血は改善傾向にあると考えられます。一方で、血圧低下、頻脈、多量の尿量、起立時のふらつきという所見は、利尿による循環血液量減少を示唆しています。 心不全患者の観察では、「呼吸が楽になったから安心」と考えるのではなく、治療による効果と副作用の両面を評価することが重要です。体重変化、尿量、血圧、心拍数、腎機能、自覚症状を総合的に確認し、現在の状態が「うっ血」なのか「脱水傾向」なのかを判断する視点が求められます。 特に高齢患者では、軽度の循環血液量減少でも転倒や腎機能悪化につながる可能性があるため、早期の気づきと報告が重要となります。 |
| 概要 | 急性心不全で入院中の患者さんです。 利尿薬投与後、呼吸状態は改善しましたが、朝のバイタルサインは以下の通りでした。 血圧 92/58 mmHg 心拍数 104回/分 SpO₂ 97%(酸素2L) 尿量 2,500mL/日 患者さんは、「昨日より息は楽だけど、立つと少しふらつく」と話しています。 この時、看護師が最も優先してアセスメントすべきことは何でしょうか。 A. 肺うっ血の再増悪 B. 利尿による循環血液量減少 C. 不整脈の出現 D. 心筋虚血 |
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| 回答 | B. 利尿による循環血液量減少 |
| 解説 | 急性心不全の治療では、利尿薬を用いて体内に過剰に貯留した水分を排出し、肺うっ血や全身のうっ血を改善させます。しかし、除水が過度に進行すると循環血液量が不足し、血圧低下や頻脈、めまい、起立時のふらつきなどが出現することがあります。 本症例では、呼吸状態が改善しSpO₂も維持されていることから、肺うっ血は改善傾向にあると考えられます。一方で、血圧低下、頻脈、多量の尿量、起立時のふらつきという所見は、利尿による循環血液量減少を示唆しています。 心不全患者の観察では、「呼吸が楽になったから安心」と考えるのではなく、治療による効果と副作用の両面を評価することが重要です。体重変化、尿量、血圧、心拍数、腎機能、自覚症状を総合的に確認し、現在の状態が「うっ血」なのか「脱水傾向」なのかを判断する視点が求められます。 特に高齢患者では、軽度の循環血液量減少でも転倒や腎機能悪化につながる可能性があるため、早期の気づきと報告が重要となります。 |