2026年6月15日(月)看護師クイズ 回答

概要 急性心筋梗塞(AMI)が疑われる患者で、胸痛発症後まもなく来院しました。
12誘導心電図では明らかなST上昇を認めません。しかし患者は冷汗を伴う強い胸痛を訴えています。
この時、看護師として最も適切な対応はどれでしょうか。




1 ST上昇がないため急性冠症候群の可能性は低いと判断する
2 トロポニン結果が出るまで経過観察する
3 症状と経時的変化を重視し、12誘導心電図の再検を行う
4 胸痛が軽減したため帰宅を提案する



回答

3. 症状と経時的変化を重視し、12誘導心電図の再検を行う

解説

急性冠症候群(ACS)では、発症直後の心電図で明らかなST上昇や虚血性変化を認めないことがあります。そのため、初回の12誘導心電図のみでACSを否定することはできません。特に発症早期では心電図変化がまだ出現していない場合や、一過性の冠動脈閉塞・再灌流により変化が消失している場合もあります。

また、胸痛に加えて冷汗や嘔気などの自律神経症状を伴う場合は、心筋虚血を強く疑う重要な所見です。看護師は心電図所見だけでなく、患者の訴えやバイタルサインの変化、症状の経過を継続的に観察する必要があります。

ACSが疑われる場合は、症状の変化に応じて12誘導心電図を繰り返し記録し、心筋逸脱酵素やトロポニンの結果を待つ間も慎重な経過観察を行うことが重要です。初回心電図が正常であっても、「今は変化が見えていないだけかもしれない」という視点を持つことが、重症化を防ぐために大切です。

概要 急性心筋梗塞(AMI)が疑われる患者で、胸痛発症後まもなく来院しました。
12誘導心電図では明らかなST上昇を認めません。しかし患者は冷汗を伴う強い胸痛を訴えています。
この時、看護師として最も適切な対応はどれでしょうか。




1 ST上昇がないため急性冠症候群の可能性は低いと判断する
2 トロポニン結果が出るまで経過観察する
3 症状と経時的変化を重視し、12誘導心電図の再検を行う
4 胸痛が軽減したため帰宅を提案する



回答

3. 症状と経時的変化を重視し、12誘導心電図の再検を行う

解説

急性冠症候群(ACS)では、発症直後の心電図で明らかなST上昇や虚血性変化を認めないことがあります。そのため、初回の12誘導心電図のみでACSを否定することはできません。特に発症早期では心電図変化がまだ出現していない場合や、一過性の冠動脈閉塞・再灌流により変化が消失している場合もあります。

また、胸痛に加えて冷汗や嘔気などの自律神経症状を伴う場合は、心筋虚血を強く疑う重要な所見です。看護師は心電図所見だけでなく、患者の訴えやバイタルサインの変化、症状の経過を継続的に観察する必要があります。

ACSが疑われる場合は、症状の変化に応じて12誘導心電図を繰り返し記録し、心筋逸脱酵素やトロポニンの結果を待つ間も慎重な経過観察を行うことが重要です。初回心電図が正常であっても、「今は変化が見えていないだけかもしれない」という視点を持つことが、重症化を防ぐために大切です。