2026年6月19日(金)看護師クイズ 回答

概要 Q. IABP管理中の患者さんです。心房細動(Af)が出現し、心拍数が130回/分まで上昇しました。波形のアシストタイミングもバラついています。最も起こりやすい影響はどれでしょうか?




① IABPの補助効果は変わらない
② 補助効果が低下し、冠血流増加や後負荷軽減効果が十分に得られなくなる
③ IABPの補助効果が強くなる
④ すぐにIABPを抜去しなければならない


回答

② 補助効果が低下し、冠血流増加や後負荷軽減効果が十分に得られなくなる

解説

IABPは、患者さんの心拍に同期して、拡張期にバルーンを膨らませ、収縮期直前にしぼませることで冠血流の増加と左室後負荷の軽減を行う補助循環装置です。

しかし、心房細動などの不整脈が出現すると、R-R間隔が不規則になるため、IABPのタイミングがずれやすくなります。その結果、本来得られるはずの冠血流増加効果や左室後負荷軽減効果が十分に発揮されなくなることがあります。

特に、心拍数が上昇している場合には、拡張期そのものが短縮するため、補助効果はさらに低下します。

看護師は、不整脈そのものだけでなく、「IABPのアシストがしっかり効いているか」という視点を持つことが重要です。波形の変化や補助圧の変化、トリガー設定などもあわせて確認し、必要に応じて医師やMEと連携しながら対応しましょう。

引用セミナー:IABPセミナー

概要 Q. IABP管理中の患者さんです。心房細動(Af)が出現し、心拍数が130回/分まで上昇しました。波形のアシストタイミングもバラついています。最も起こりやすい影響はどれでしょうか?




① IABPの補助効果は変わらない
② 補助効果が低下し、冠血流増加や後負荷軽減効果が十分に得られなくなる
③ IABPの補助効果が強くなる
④ すぐにIABPを抜去しなければならない


回答

② 補助効果が低下し、冠血流増加や後負荷軽減効果が十分に得られなくなる

解説

IABPは、患者さんの心拍に同期して、拡張期にバルーンを膨らませ、収縮期直前にしぼませることで冠血流の増加と左室後負荷の軽減を行う補助循環装置です。

しかし、心房細動などの不整脈が出現すると、R-R間隔が不規則になるため、IABPのタイミングがずれやすくなります。その結果、本来得られるはずの冠血流増加効果や左室後負荷軽減効果が十分に発揮されなくなることがあります。

特に、心拍数が上昇している場合には、拡張期そのものが短縮するため、補助効果はさらに低下します。

看護師は、不整脈そのものだけでなく、「IABPのアシストがしっかり効いているか」という視点を持つことが重要です。波形の変化や補助圧の変化、トリガー設定などもあわせて確認し、必要に応じて医師やMEと連携しながら対応しましょう。

引用セミナー:IABPセミナー