2026年6月29日(月)看護師クイズ 回答

概要 急性冠症候群(ACS)が疑われる患者さんで、胸痛が持続しています。
バイタルサインは以下の通りです。
血圧:92/58 mmHg
心拍数:48回/分
SpO₂:97%(室内気)
冷汗あり
12誘導心電図:Ⅱ、Ⅲ、aVFでST上昇
この時、最も考えられる病態として適切なのはどれでしょうか。








A. 前壁心筋梗塞による左室前壁虚血
B. 下壁心筋梗塞による右冠動脈閉塞と徐脈
C. 心不全による肺うっ血
D. 大動脈弁狭窄症による心拍出量低下




回答

B. 下壁心筋梗塞による右冠動脈閉塞と徐脈

解説

Ⅱ、Ⅲ、aVFのST上昇は下壁心筋梗塞を示唆します。多くは右冠動脈閉塞が原因であり、右冠動脈は洞結節や房室結節へ血流を送っているため、虚血により徐脈や房室ブロックを合併することがあります。

また、冷汗や血圧低下は心拍出量低下を反映しており、単に「STが上がっている」と判断するのではなく、「どこの冠動脈が閉塞し、その結果どのような循環動態になっているのか」を考えることが重要です。

臨床では、

  • どこの心筋が虚血になっているか
  • どの冠動脈が原因か
  • なぜ徐脈になっているのか
  • なぜ血圧が低下しているのか

というように、病態をつなげて考えることで適切な観察や治療につながります。

概要 急性冠症候群(ACS)が疑われる患者さんで、胸痛が持続しています。
バイタルサインは以下の通りです。
血圧:92/58 mmHg
心拍数:48回/分
SpO₂:97%(室内気)
冷汗あり
12誘導心電図:Ⅱ、Ⅲ、aVFでST上昇
この時、最も考えられる病態として適切なのはどれでしょうか。








A. 前壁心筋梗塞による左室前壁虚血
B. 下壁心筋梗塞による右冠動脈閉塞と徐脈
C. 心不全による肺うっ血
D. 大動脈弁狭窄症による心拍出量低下




回答

B. 下壁心筋梗塞による右冠動脈閉塞と徐脈

解説

Ⅱ、Ⅲ、aVFのST上昇は下壁心筋梗塞を示唆します。多くは右冠動脈閉塞が原因であり、右冠動脈は洞結節や房室結節へ血流を送っているため、虚血により徐脈や房室ブロックを合併することがあります。

また、冷汗や血圧低下は心拍出量低下を反映しており、単に「STが上がっている」と判断するのではなく、「どこの冠動脈が閉塞し、その結果どのような循環動態になっているのか」を考えることが重要です。

臨床では、

  • どこの心筋が虚血になっているか
  • どの冠動脈が原因か
  • なぜ徐脈になっているのか
  • なぜ血圧が低下しているのか

というように、病態をつなげて考えることで適切な観察や治療につながります。