2026年6月5日(金)看護師クイズ 回答

概要 急性心不全で呼吸困難を訴え来院した患者さんです。
血圧:190/110 mmHg
心拍数:110回/分
SpO₂:88%(室内気)
両肺に湿性ラ音を聴取
胸部X線で肺うっ血あり
この患者に対して、初期対応として最も優先度が高いものはどれでしょうか。



A. 大量輸液を開始する
B. 酸素投与と陽圧換気(NPPV/CPAP)を検討する
C. β遮断薬を増量する
D. 経口利尿薬の内服のみで経過観察する
回答

B. 酸素投与と陽圧換気(NPPV/CPAP)を検討する

解説

この症例は急性肺水腫を伴う急性心不全が疑われます。

肺うっ血により酸素化が低下しており、まずは呼吸状態の改善が重要です。

NPPV(非侵襲的陽圧換気)は、

  • 肺胞虚脱を改善する
  • 酸素化を改善する
  • 静脈還流を減少させ前負荷を軽減する
  • 呼吸仕事量を軽減する

といった効果があり、急性心不全の初期治療として推奨されています。

呼吸状態を安定化させた後に、

  • 硝酸薬による前負荷・後負荷軽減
  • 利尿薬投与
  • 原因検索(急性冠症候群、不整脈、感染症など)

を進めていきます。

看護のポイント

急性心不全患者では、

  • 起坐呼吸
  • ピンク色泡沫状痰
  • 湿性ラ音の増悪
  • SpO₂低下

などの所見に注意が必要です。

特に急性肺水腫では短時間で呼吸不全へ進行する可能性があるため、呼吸状態の変化を早期に察知し、適切な呼吸管理につなげることが重要です。

ワンポイント

急性心不全の初期対応では、「利尿薬を投与すること」よりも「呼吸状態を安定化させること」が優先されます。

まずはABC(Airway・Breathing・Circulation)の観点から患者を評価し、酸素化の維持と呼吸仕事量の軽減を図ることが重要です。

引用セミナー:急性心不全セミナー
概要 急性心不全で呼吸困難を訴え来院した患者さんです。
血圧:190/110 mmHg
心拍数:110回/分
SpO₂:88%(室内気)
両肺に湿性ラ音を聴取
胸部X線で肺うっ血あり
この患者に対して、初期対応として最も優先度が高いものはどれでしょうか。



A. 大量輸液を開始する
B. 酸素投与と陽圧換気(NPPV/CPAP)を検討する
C. β遮断薬を増量する
D. 経口利尿薬の内服のみで経過観察する
回答

B. 酸素投与と陽圧換気(NPPV/CPAP)を検討する

解説

この症例は急性肺水腫を伴う急性心不全が疑われます。

肺うっ血により酸素化が低下しており、まずは呼吸状態の改善が重要です。

NPPV(非侵襲的陽圧換気)は、

  • 肺胞虚脱を改善する
  • 酸素化を改善する
  • 静脈還流を減少させ前負荷を軽減する
  • 呼吸仕事量を軽減する

といった効果があり、急性心不全の初期治療として推奨されています。

呼吸状態を安定化させた後に、

  • 硝酸薬による前負荷・後負荷軽減
  • 利尿薬投与
  • 原因検索(急性冠症候群、不整脈、感染症など)

を進めていきます。

看護のポイント

急性心不全患者では、

  • 起坐呼吸
  • ピンク色泡沫状痰
  • 湿性ラ音の増悪
  • SpO₂低下

などの所見に注意が必要です。

特に急性肺水腫では短時間で呼吸不全へ進行する可能性があるため、呼吸状態の変化を早期に察知し、適切な呼吸管理につなげることが重要です。

ワンポイント

急性心不全の初期対応では、「利尿薬を投与すること」よりも「呼吸状態を安定化させること」が優先されます。

まずはABC(Airway・Breathing・Circulation)の観点から患者を評価し、酸素化の維持と呼吸仕事量の軽減を図ることが重要です。

引用セミナー:急性心不全セミナー