2026年7月10日(金)看護師クイズ 回答

概要 開心術後6時間の患者です。現在の状態は以下のとおりです。
血圧:98/38 mmHg
心拍数:108回/分
胸腔ドレーン排液:180 mL/時間(直近2時間持続)
尿量:20 mL/時間
皮膚は冷感あり
この時、最も優先して考えるべき対応はどれでしょうか?





A. 輸液を追加して経過観察する
B. 利尿薬を投与する
C. 術後出血・心タンポナーデを疑い、医師へ速やかに報告する
D. β遮断薬を投与して心拍数を下げる



回答

C. 術後出血・心タンポナーデを疑い、医師へ速やかに報告する

解説

開心術後は、胸腔ドレーン排液量・循環動態・尿量を総合的に評価することが重要です。

本症例では、

  • 胸腔ドレーン排液 180 mL/時間が持続
  • 血圧低下
  • 頻脈
  • 尿量減少
  • 四肢冷感

といった循環血液量減少や心拍出量低下を示す所見がみられます。

特に、ドレーン排液が150~200 mL/時間以上で持続する場合は術後出血を疑い、再開胸止血術が必要となる可能性があります。また、逆にドレーン排液が急激に減少して血圧低下を伴う場合は、心タンポナーデも考慮しなければなりません。

まずは出血状況や循環動態を評価し、速やかに医師へ報告して再開胸の必要性を含めた対応を検討することが最優先です。

引用セミナー:開心術後の管理セミナー

概要 開心術後6時間の患者です。現在の状態は以下のとおりです。
血圧:98/38 mmHg
心拍数:108回/分
胸腔ドレーン排液:180 mL/時間(直近2時間持続)
尿量:20 mL/時間
皮膚は冷感あり
この時、最も優先して考えるべき対応はどれでしょうか?





A. 輸液を追加して経過観察する
B. 利尿薬を投与する
C. 術後出血・心タンポナーデを疑い、医師へ速やかに報告する
D. β遮断薬を投与して心拍数を下げる



回答

C. 術後出血・心タンポナーデを疑い、医師へ速やかに報告する

解説

開心術後は、胸腔ドレーン排液量・循環動態・尿量を総合的に評価することが重要です。

本症例では、

  • 胸腔ドレーン排液 180 mL/時間が持続
  • 血圧低下
  • 頻脈
  • 尿量減少
  • 四肢冷感

といった循環血液量減少や心拍出量低下を示す所見がみられます。

特に、ドレーン排液が150~200 mL/時間以上で持続する場合は術後出血を疑い、再開胸止血術が必要となる可能性があります。また、逆にドレーン排液が急激に減少して血圧低下を伴う場合は、心タンポナーデも考慮しなければなりません。

まずは出血状況や循環動態を評価し、速やかに医師へ報告して再開胸の必要性を含めた対応を検討することが最優先です。

引用セミナー:開心術後の管理セミナー