2026年7月23日(木)看護師クイズ 回答

概要 急性心不全患者の初期評価で、「うっ血」の有無を最も反映しやすい身体所見はどれでしょう?




A. 徐脈
B. 頸静脈怒張(JVD)
C. 四肢の冷感
D. 縮期血圧 160 mmHg



回答

B. 頸静脈怒張(JVD)

解説

頸静脈怒張(JVD)は、右房圧や中心静脈圧(CVP)の上昇を反映する重要な身体所見であり、急性心不全では体液貯留や静脈うっ血を評価する際に非常に有用です。

心不全の初期評価では、「うっ血(Wet)」と「末梢循環(Warm/Cold)」を評価することが重要です。

  • Wet(うっ血あり):頸静脈怒張、肺ラ音、下腿浮腫、起座呼吸など
  • Dry(うっ血なし):これらの所見が乏しい状態
  • Warm(循環維持):四肢が温かく、末梢灌流が保たれている
  • Cold(低灌流):四肢冷感、尿量減少、意識障害など

この評価は、急性心不全でよく用いられる**Nohria-Stevenson分類(Warm-Wet分類)**の基本となり、利尿薬や血管拡張薬、強心薬の選択にもつながります。

他の選択肢

  • A. 徐脈:原因の一つになることはありますが、うっ血を直接示す所見ではありません。
  • C. 四肢の冷感:低心拍出による**低灌流(Cold)**を示す所見です。
  • D. 縮期血圧160 mmHg:高血圧性急性心不全ではよくみられますが、うっ血そのものを評価する所見ではありません。
概要 急性心不全患者の初期評価で、「うっ血」の有無を最も反映しやすい身体所見はどれでしょう?




A. 徐脈
B. 頸静脈怒張(JVD)
C. 四肢の冷感
D. 縮期血圧 160 mmHg



回答

B. 頸静脈怒張(JVD)

解説

頸静脈怒張(JVD)は、右房圧や中心静脈圧(CVP)の上昇を反映する重要な身体所見であり、急性心不全では体液貯留や静脈うっ血を評価する際に非常に有用です。

心不全の初期評価では、「うっ血(Wet)」と「末梢循環(Warm/Cold)」を評価することが重要です。

  • Wet(うっ血あり):頸静脈怒張、肺ラ音、下腿浮腫、起座呼吸など
  • Dry(うっ血なし):これらの所見が乏しい状態
  • Warm(循環維持):四肢が温かく、末梢灌流が保たれている
  • Cold(低灌流):四肢冷感、尿量減少、意識障害など

この評価は、急性心不全でよく用いられる**Nohria-Stevenson分類(Warm-Wet分類)**の基本となり、利尿薬や血管拡張薬、強心薬の選択にもつながります。

他の選択肢

  • A. 徐脈:原因の一つになることはありますが、うっ血を直接示す所見ではありません。
  • C. 四肢の冷感:低心拍出による**低灌流(Cold)**を示す所見です。
  • D. 縮期血圧160 mmHg:高血圧性急性心不全ではよくみられますが、うっ血そのものを評価する所見ではありません。