2026年7月24日(金)看護師クイズ回答

概要 ペースメーカー植込み患者の観察として、最も優先度が高いものはどれでしょう?







A. 創部が少しかゆいと訴えている
B. ペースメーカー手帳を持参しているか確認する
C. モニター上でペーシングスパイクがあるにもかかわらず、QRS波が出現していない
D. 左上肢の可動域訓練を積極的に勧める



回答

C. モニター上でペーシングスパイクがあるにもかかわらず、QRS波が出現していない

解説

ペースメーカー管理では、「スパイクが出ているか」だけでなく、「心筋が実際に反応しているか(Capture:捕捉)」を確認することが重要です。

今回のようにペーシングスパイクは認めるもののQRS波が出現しない状態は、ペーシング不全(Failure to Capture)を疑います。

原因としては、

  • リードの逸脱
  • ペーシング閾値の上昇
  • 電池消耗
  • 電解質異常(特に高カリウム血症)
  • 心筋虚血

などが考えられます。

この状態では、徐脈や心停止につながる危険性があるため、

  • バイタルサインの確認
  • 意識レベルの評価
  • 12誘導心電図の取得
  • 医師への迅速な報告
  • 必要時は経皮ペーシングなどの準備

を速やかに行います。

一方、

  • A:創部の軽度のかゆみは経過観察でよいことが多いですが、発赤・腫脹・発熱があれば感染を疑います。
  • B:ペースメーカー手帳の確認は大切ですが、緊急性はありません。
  • D:植込み直後はリード逸脱予防のため、一般的に患側上肢の過度な挙上(肩関節90°以上など)は一定期間制限されます。
概要 ペースメーカー植込み患者の観察として、最も優先度が高いものはどれでしょう?







A. 創部が少しかゆいと訴えている
B. ペースメーカー手帳を持参しているか確認する
C. モニター上でペーシングスパイクがあるにもかかわらず、QRS波が出現していない
D. 左上肢の可動域訓練を積極的に勧める



回答

C. モニター上でペーシングスパイクがあるにもかかわらず、QRS波が出現していない

解説

ペースメーカー管理では、「スパイクが出ているか」だけでなく、「心筋が実際に反応しているか(Capture:捕捉)」を確認することが重要です。

今回のようにペーシングスパイクは認めるもののQRS波が出現しない状態は、ペーシング不全(Failure to Capture)を疑います。

原因としては、

  • リードの逸脱
  • ペーシング閾値の上昇
  • 電池消耗
  • 電解質異常(特に高カリウム血症)
  • 心筋虚血

などが考えられます。

この状態では、徐脈や心停止につながる危険性があるため、

  • バイタルサインの確認
  • 意識レベルの評価
  • 12誘導心電図の取得
  • 医師への迅速な報告
  • 必要時は経皮ペーシングなどの準備

を速やかに行います。

一方、

  • A:創部の軽度のかゆみは経過観察でよいことが多いですが、発赤・腫脹・発熱があれば感染を疑います。
  • B:ペースメーカー手帳の確認は大切ですが、緊急性はありません。
  • D:植込み直後はリード逸脱予防のため、一般的に患側上肢の過度な挙上(肩関節90°以上など)は一定期間制限されます。