2026年7月7日(火)看護師クイズ 回答

概要 Q. 心臓手術後の患者で、心拍出量の低下を最も早期に疑う所見はどれでしょうか?




A. 尿量が 0.8 mL/kg/時である
B. 末梢冷感が出現し、乳酸値が上昇している
C. SpO₂が98%である
D. 体温が37.3℃である


回答

B. 末梢冷感が出現し、乳酸値が上昇している

解説

心拍出量が低下すると、全身への血流が不足し、末梢循環不全が起こります。その結果、末梢冷感・四肢冷汗・毛細血管再充満時間(CRT)の延長(2秒以上)などが出現します。また、組織灌流が低下すると嫌気性代謝が進み、乳酸値が上昇するため、循環不全の重要な指標となります。

尿量の減少も重要ですが、腎血流の影響を受けるため、末梢循環の変化や乳酸上昇より遅れて現れることがあります。SpO₂が正常でも心拍出量が十分とは限らず、体温37.3℃のみでは心拍出量低下を示す所見とはいえません。

ポイント

  • 心拍出量低下=「血圧」だけでは判断しない
  • 末梢循環(冷感・CRT)+乳酸値は早期発見に有用
  • 尿量、意識状態、混合静脈血酸素飽和度(SvO₂)も合わせて総合的に評価することが重要です。
概要 Q. 心臓手術後の患者で、心拍出量の低下を最も早期に疑う所見はどれでしょうか?




A. 尿量が 0.8 mL/kg/時である
B. 末梢冷感が出現し、乳酸値が上昇している
C. SpO₂が98%である
D. 体温が37.3℃である


回答

B. 末梢冷感が出現し、乳酸値が上昇している

解説

心拍出量が低下すると、全身への血流が不足し、末梢循環不全が起こります。その結果、末梢冷感・四肢冷汗・毛細血管再充満時間(CRT)の延長(2秒以上)などが出現します。また、組織灌流が低下すると嫌気性代謝が進み、乳酸値が上昇するため、循環不全の重要な指標となります。

尿量の減少も重要ですが、腎血流の影響を受けるため、末梢循環の変化や乳酸上昇より遅れて現れることがあります。SpO₂が正常でも心拍出量が十分とは限らず、体温37.3℃のみでは心拍出量低下を示す所見とはいえません。

ポイント

  • 心拍出量低下=「血圧」だけでは判断しない
  • 末梢循環(冷感・CRT)+乳酸値は早期発見に有用
  • 尿量、意識状態、混合静脈血酸素飽和度(SvO₂)も合わせて総合的に評価することが重要です。