2026年7月9日(木)看護師クイズ 回答

概要 急性心不全で救急搬送された患者です。
血圧:198/110 mmHg
SpO₂:86%(室内気)
呼吸数:32回/分
両側肺野に湿性ラ音
四肢は温かい
この患者の初期対応として最も優先度が高いのはどれでしょう?





A. 大量輸液を開始する
B. 利尿薬のみを投与し、効果を待つ
C. 非侵襲的陽圧換気(NPPV)と血管拡張薬を検討する
D. ドパミンを開始する




回答

C. 非侵襲的陽圧換気(NPPV)と血管拡張薬を検討する

解説

この症例は高血圧を伴う急性心原性肺水腫(Clinical Scenario 1:CS1)が考えられます。

血圧が保たれている、あるいは高血圧で発症する急性心不全では、心拍出量の低下よりも急激な後負荷増加による肺うっ血が主な病態です。

そのため初期治療では、

  • NPPVによる呼吸仕事量の軽減・酸素化改善
  • 硝酸薬などの血管拡張薬による前負荷・後負荷の軽減

を早期に開始することが重要です。

一方、

  • A:輸液は肺うっ血を悪化させる可能性があります。
  • B:利尿薬は有効ですが、重度の呼吸不全ではNPPVや血管拡張薬を優先して検討します。
  • D:ドパミンなどの昇圧薬・強心薬は低血圧や低灌流時に適応となるため、この症例では第一選択ではありません。

ポイント
急性心不全では、まず血圧を確認することが重要です。

  • 高血圧(CS1):血管拡張薬+NPPV
  • 正常血圧(CS2):利尿薬を中心に病態に応じて治療
  • 低血圧(CS3):強心薬・昇圧薬や補助循環を検討

引用セミナー:急性心不全セミナー

概要 急性心不全で救急搬送された患者です。
血圧:198/110 mmHg
SpO₂:86%(室内気)
呼吸数:32回/分
両側肺野に湿性ラ音
四肢は温かい
この患者の初期対応として最も優先度が高いのはどれでしょう?





A. 大量輸液を開始する
B. 利尿薬のみを投与し、効果を待つ
C. 非侵襲的陽圧換気(NPPV)と血管拡張薬を検討する
D. ドパミンを開始する




回答

C. 非侵襲的陽圧換気(NPPV)と血管拡張薬を検討する

解説

この症例は高血圧を伴う急性心原性肺水腫(Clinical Scenario 1:CS1)が考えられます。

血圧が保たれている、あるいは高血圧で発症する急性心不全では、心拍出量の低下よりも急激な後負荷増加による肺うっ血が主な病態です。

そのため初期治療では、

  • NPPVによる呼吸仕事量の軽減・酸素化改善
  • 硝酸薬などの血管拡張薬による前負荷・後負荷の軽減

を早期に開始することが重要です。

一方、

  • A:輸液は肺うっ血を悪化させる可能性があります。
  • B:利尿薬は有効ですが、重度の呼吸不全ではNPPVや血管拡張薬を優先して検討します。
  • D:ドパミンなどの昇圧薬・強心薬は低血圧や低灌流時に適応となるため、この症例では第一選択ではありません。

ポイント
急性心不全では、まず血圧を確認することが重要です。

  • 高血圧(CS1):血管拡張薬+NPPV
  • 正常血圧(CS2):利尿薬を中心に病態に応じて治療
  • 低血圧(CS3):強心薬・昇圧薬や補助循環を検討

引用セミナー:急性心不全セミナー