2026年8月12日(火)看護師クイズ 回答
| 概要 | 以下の患者のうち、NPPV(非侵襲的陽圧換気)の適応として最も適切なのはどれでしょうか? A.大量の喀痰があり、自力で排痰できない患者 B.意識障害が強く、気道確保が困難な患者 C.急性心原性肺水腫で、呼吸困難・低酸素血症を認める患者 D.呼吸停止を認め、バッグバルブマスク換気を行っている患者 |
|---|---|
| 回答 | C.急性心原性肺水腫で、呼吸困難・低酸素血症を認める患者 |
| 解説 | NPPVは、気管挿管を行わず、マスクなどを介して陽圧換気を行う呼吸管理です。 重要なのは、「呼吸状態が悪い=とりあえずNPPV」ではないということです。 NPPVが特に有効性を期待できる代表的な病態として、 ① COPD急性増悪による高二酸化炭素血症性呼吸不全 ② 急性心原性肺水腫 があります。 今回のC「急性心原性肺水腫」では、陽圧をかけることで肺胞の虚脱を改善し、酸素化の改善が期待できます。 さらに循環器領域では、陽圧換気によって胸腔内圧が上昇することで、静脈還流(前負荷)が減少し、左室の経壁圧が低下することで左室後負荷も軽減するという循環への効果があります。 つまり心原性肺水腫では、 酸素化を改善する + 呼吸仕事量を軽減する + 心臓への負担を軽減する という複数の効果が期待できます。 |
| 概要 | 以下の患者のうち、NPPV(非侵襲的陽圧換気)の適応として最も適切なのはどれでしょうか? A.大量の喀痰があり、自力で排痰できない患者 B.意識障害が強く、気道確保が困難な患者 C.急性心原性肺水腫で、呼吸困難・低酸素血症を認める患者 D.呼吸停止を認め、バッグバルブマスク換気を行っている患者 |
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| 回答 | C.急性心原性肺水腫で、呼吸困難・低酸素血症を認める患者 |
| 解説 | NPPVは、気管挿管を行わず、マスクなどを介して陽圧換気を行う呼吸管理です。 重要なのは、「呼吸状態が悪い=とりあえずNPPV」ではないということです。 NPPVが特に有効性を期待できる代表的な病態として、 ① COPD急性増悪による高二酸化炭素血症性呼吸不全 ② 急性心原性肺水腫 があります。 今回のC「急性心原性肺水腫」では、陽圧をかけることで肺胞の虚脱を改善し、酸素化の改善が期待できます。 さらに循環器領域では、陽圧換気によって胸腔内圧が上昇することで、静脈還流(前負荷)が減少し、左室の経壁圧が低下することで左室後負荷も軽減するという循環への効果があります。 つまり心原性肺水腫では、 酸素化を改善する + 呼吸仕事量を軽減する + 心臓への負担を軽減する という複数の効果が期待できます。 |