2026年8月18日(火)看護師クイズ 回答

概要 IABP(大動脈内バルーンパンピング)の作動タイミングについて、最も適切なのはどれでしょうか?





A. バルーンは収縮期開始時に拡張し、拡張期開始時に収縮する
B. バルーンは大動脈弁閉鎖直後に拡張し、次の収縮期直前に収縮する
C. バルーンは大動脈弁開放直後に拡張し、収縮期後半に収縮する
D. バルーンは心電図のP波に合わせて拡張し、QRS波に合わせて収縮する




回答

B. バルーンは大動脈弁閉鎖直後に拡張し、次の収縮期直前に収縮する

解説

IABPを理解するうえで重要なのは、**「拡張期に膨らみ、収縮期の直前にしぼむ」**というタイミングです。

バルーンは、大動脈弁が閉鎖した直後、つまり拡張期の開始に合わせて拡張します。これにより大動脈拡張期圧が上昇し、拡張期を中心に血流を受ける冠動脈への血流を増加させる効果(diastolic augmentation)が期待できます。

そして、次の心収縮が始まる直前にバルーンを急速に収縮させます。バルーンがしぼむことで大動脈内の容量が一時的に減少し、左室が血液を駆出するときの抵抗が軽減されます。これが**後負荷軽減(afterload reduction)**です。

つまりIABPには、大きく
①拡張期の冠灌流を増やす
②収縮期の左室後負荷を減らす
という2つの働きがあります。

その結果、心筋への酸素供給を増やしながら、左室の仕事量や心筋酸素消費量を減らす方向に作用します。

引用セミナー:IABPセミナー

概要 IABP(大動脈内バルーンパンピング)の作動タイミングについて、最も適切なのはどれでしょうか?





A. バルーンは収縮期開始時に拡張し、拡張期開始時に収縮する
B. バルーンは大動脈弁閉鎖直後に拡張し、次の収縮期直前に収縮する
C. バルーンは大動脈弁開放直後に拡張し、収縮期後半に収縮する
D. バルーンは心電図のP波に合わせて拡張し、QRS波に合わせて収縮する




回答

B. バルーンは大動脈弁閉鎖直後に拡張し、次の収縮期直前に収縮する

解説

IABPを理解するうえで重要なのは、**「拡張期に膨らみ、収縮期の直前にしぼむ」**というタイミングです。

バルーンは、大動脈弁が閉鎖した直後、つまり拡張期の開始に合わせて拡張します。これにより大動脈拡張期圧が上昇し、拡張期を中心に血流を受ける冠動脈への血流を増加させる効果(diastolic augmentation)が期待できます。

そして、次の心収縮が始まる直前にバルーンを急速に収縮させます。バルーンがしぼむことで大動脈内の容量が一時的に減少し、左室が血液を駆出するときの抵抗が軽減されます。これが**後負荷軽減(afterload reduction)**です。

つまりIABPには、大きく
①拡張期の冠灌流を増やす
②収縮期の左室後負荷を減らす
という2つの働きがあります。

その結果、心筋への酸素供給を増やしながら、左室の仕事量や心筋酸素消費量を減らす方向に作用します。

引用セミナー:IABPセミナー