2026年9月3日(木)看護師クイズ 回答

概要 急性心不全患者で、肺うっ血が強く「起坐呼吸」を認める主な理由として最も適切なのはどれでしょうか?




A. 座位になると静脈還流量が減少し、肺うっ血が軽減する
B. 座位になると心拍数が低下し、心筋酸素消費量が減少する
C. 座位になると冠動脈血流が増加し、左室収縮力が改善する
D. 座位になると腎血流量が増加し、ただちに利尿が促進される




回答

A.座位になると静脈還流量が減少し、肺うっ血が軽減する

解説

急性心不全で左心系の充満圧が上昇すると、肺静脈圧が高くなり肺うっ血をきたします。仰臥位では下肢などから胸腔内への静脈還流が増え、肺うっ血が悪化しやすくなります。

一方、座位では重力の影響で下肢に血液が貯留し、心臓へ戻る血液量(静脈還流量)が減少します。その結果、左心系への負荷が軽減し、肺うっ血や呼吸困難が改善しやすくなります。

このため患者さんが「横になると苦しい」「座っているほうが楽」と訴える起坐呼吸は、左心不全・肺うっ血を疑う重要な所見です。

概要 急性心不全患者で、肺うっ血が強く「起坐呼吸」を認める主な理由として最も適切なのはどれでしょうか?




A. 座位になると静脈還流量が減少し、肺うっ血が軽減する
B. 座位になると心拍数が低下し、心筋酸素消費量が減少する
C. 座位になると冠動脈血流が増加し、左室収縮力が改善する
D. 座位になると腎血流量が増加し、ただちに利尿が促進される




回答

A.座位になると静脈還流量が減少し、肺うっ血が軽減する

解説

急性心不全で左心系の充満圧が上昇すると、肺静脈圧が高くなり肺うっ血をきたします。仰臥位では下肢などから胸腔内への静脈還流が増え、肺うっ血が悪化しやすくなります。

一方、座位では重力の影響で下肢に血液が貯留し、心臓へ戻る血液量(静脈還流量)が減少します。その結果、左心系への負荷が軽減し、肺うっ血や呼吸困難が改善しやすくなります。

このため患者さんが「横になると苦しい」「座っているほうが楽」と訴える起坐呼吸は、左心不全・肺うっ血を疑う重要な所見です。