2024年5月17日(金)看護師クイズ 回答
概要 | ACSで血液検査する心筋マーカーは何か? |
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回答 | ・ミオグオロビン ・心臓脂肪酸結合蛋白(H-FABP) ・トロポニン ・クレアチニンキナーゼ(CK) ・CK-MBなどがある |
解説 | ・ミオグロビン 心筋・骨格筋に存在する色素蛋白。心筋マーカーの中で最も早く上昇。心臓 以外の骨格筋に存在し、腎臓で排泄されるため、これらの臓器の傷害がある 場合は偽陽性を示すこともある。 ・心臓型脂肪酸結合蛋白(H-FABP) 心筋細胞質に存在する小分子蛋白。心筋が傷害を受けるとすぐに上昇する。 心不全や腎機能の影響、骨格筋の傷害でも上昇し、偽陽性を示すことがある。 ・トロポニン 心筋細胞に存在する収縮蛋白。他の心筋マーカーよりも診断精度が高い。 二峰性の流出動態のため⻑時間にわたって診断に有用。①心筋壊死による細胞質からの流出 2筋原繊維の崩壊による流出 ミオシン軽鎖 心筋の筋線維を構成する蛋白。発症後7〜14日経過しても異常値を示すた め、時間の経過した心筋梗塞の診断には有用。 ・クレアチニンキナーゼ(CK) 筋肉や中枢神経系に存在し、心筋や骨格筋、中枢神経疾患の組織傷害が生じ ると血液中に流出する。 ・CK-MB 最も心筋の特異性が高いCKのアイソザイム。上昇値がCK-MB /CK>4%で心筋傷害を疑い、10%以上であれば診断的意 義が高くなる 以下の図より発症日数からマーカーのピーク値に変化があることを知っておかなければならない。 経過別時間にみた各心筋マーカーの診断精度
引用:ACSセミナー 講師 豊橋ハートセンター 大津浩太
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概要 | ACSで血液検査する心筋マーカーは何か? |
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回答 | ・ミオグオロビン ・心臓脂肪酸結合蛋白(H-FABP) ・トロポニン ・クレアチニンキナーゼ(CK) ・CK-MBなどがある |
解説 | ・ミオグロビン 心筋・骨格筋に存在する色素蛋白。心筋マーカーの中で最も早く上昇。心臓 以外の骨格筋に存在し、腎臓で排泄されるため、これらの臓器の傷害がある 場合は偽陽性を示すこともある。 ・心臓型脂肪酸結合蛋白(H-FABP) 心筋細胞質に存在する小分子蛋白。心筋が傷害を受けるとすぐに上昇する。 心不全や腎機能の影響、骨格筋の傷害でも上昇し、偽陽性を示すことがある。 ・トロポニン 心筋細胞に存在する収縮蛋白。他の心筋マーカーよりも診断精度が高い。 二峰性の流出動態のため⻑時間にわたって診断に有用。①心筋壊死による細胞質からの流出 2筋原繊維の崩壊による流出 ミオシン軽鎖 心筋の筋線維を構成する蛋白。発症後7〜14日経過しても異常値を示すた め、時間の経過した心筋梗塞の診断には有用。 ・クレアチニンキナーゼ(CK) 筋肉や中枢神経系に存在し、心筋や骨格筋、中枢神経疾患の組織傷害が生じ ると血液中に流出する。 ・CK-MB 最も心筋の特異性が高いCKのアイソザイム。上昇値がCK-MB /CK>4%で心筋傷害を疑い、10%以上であれば診断的意 義が高くなる 以下の図より発症日数からマーカーのピーク値に変化があることを知っておかなければならない。 経過別時間にみた各心筋マーカーの診断精度
引用:ACSセミナー 講師 豊橋ハートセンター 大津浩太
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