2024年6月14日(金)看護師クイズ 回答

概要 PCPSの適応と禁忌を述べよ!
回答
◆従来の至適治療にもかかわらず死亡リスクの高い急性の重症心不全、重症呼吸不全
・心筋梗塞や心筋炎で、IABP施行下でも心係数が1.5L/min/m2以下の重症ポンプ失調例
・難治性で繰り返す心室細動や心室頻拍患者
・開心術後のLOS(低心拍出症候群)
・急性肺血栓塞栓症によるショック
・偶発性低体温による循環不全
・重症胸部外傷
・ARDS など
◆急性冠症候群の冠動脈形成術までのサポートやブリッジ

禁忌(相対的禁忌)

◆非可逆的脳障害
◆大動脈解離
◆重度の大動脈弁閉鎖不全症
◆止血困難な進行性出血
◆悪性疾患の末期状態
◆閉塞性動脈硬化
◆播種性血管内凝固症候群(DIC)

解説

PCPSの適応や禁忌は文献によって異なります。

適応は従来の治療にもかかわらず、死亡リスクの高い急性の重症心不全、重症呼吸不全などです。

禁忌は、予後不良の見込みが高い症例や大動脈解離で送血により解離腔拡大のリスクがある症例、さらなる出血を助長するような病態などが挙げられます

引用:PCPSセミナー

講師:名古屋ハートセンター 小中野和也

概要 PCPSの適応と禁忌を述べよ!
回答
◆従来の至適治療にもかかわらず死亡リスクの高い急性の重症心不全、重症呼吸不全
・心筋梗塞や心筋炎で、IABP施行下でも心係数が1.5L/min/m2以下の重症ポンプ失調例
・難治性で繰り返す心室細動や心室頻拍患者
・開心術後のLOS(低心拍出症候群)
・急性肺血栓塞栓症によるショック
・偶発性低体温による循環不全
・重症胸部外傷
・ARDS など
◆急性冠症候群の冠動脈形成術までのサポートやブリッジ

禁忌(相対的禁忌)

◆非可逆的脳障害
◆大動脈解離
◆重度の大動脈弁閉鎖不全症
◆止血困難な進行性出血
◆悪性疾患の末期状態
◆閉塞性動脈硬化
◆播種性血管内凝固症候群(DIC)

解説

PCPSの適応や禁忌は文献によって異なります。

適応は従来の治療にもかかわらず、死亡リスクの高い急性の重症心不全、重症呼吸不全などです。

禁忌は、予後不良の見込みが高い症例や大動脈解離で送血により解離腔拡大のリスクがある症例、さらなる出血を助長するような病態などが挙げられます

引用:PCPSセミナー

講師:名古屋ハートセンター 小中野和也