2025年12月23日(火)看護師クイズ 解答

概要 心不全患者でSpO₂が低下したとき、まず優先して確認すべきことはどれか?

A.酸素流量をすぐに上げる
B.体位と呼吸状態を確認する
C.採血(BNP)を依頼する
D.利尿薬を内服させる
回答

B.体位と呼吸状態を確認する

解説

心不全では、SpO₂低下の背景に 肺うっ血・体位依存性の換気不良 が隠れていることが多く、
体位(仰臥位で悪化/ファーラー位で改善)と呼吸数・努力呼吸の有無を最初に評価することで、
原因(うっ血 vs 他因子)を素早く切り分けられます。

酸素投与は有効ですが、原因評価より先に上げると見逃しが生じやすい点に注意が必要です。

臨床での見抜き方(看護師思考)

・仰臥位でSpO₂↓、ファーラー位で↑ → 肺うっ血を疑う
・呼吸数↑、会話困難、湿性ラ音 → 増悪サイン
・咳嗽・喘鳴 → うっ血/気道狭窄の鑑別
・尿量低下・体重増加があれば うっ血裏付け

「様子見してはいけないSpO₂低下」

・短時間で反復する低下
・夜間〜明け方に集中
・体位変更で変動する
・ナースコール増加を伴う
早めに報告・介入

看護師に説明するポイント(教育用)

SpO₂は数値だけ見ない
・体位と呼吸を同時に評価
・酸素は“原因評価+対処”で使う
・報告は「SpO₂値+体位+呼吸数」で具体的に

患者への伝え方(使える一言)

「息苦しさを感じたら、横になる姿勢や座る姿勢で変わるか教えてください。」

参考文献:
AHA/ACC/HFSA 2022 Heart Failure Guideline
ESC 2021 Heart Failure Guideline
UpToDate:Assessment of hypoxemia in heart failure
日本循環器学会 心不全診療ガイドライン

概要 心不全患者でSpO₂が低下したとき、まず優先して確認すべきことはどれか?

A.酸素流量をすぐに上げる
B.体位と呼吸状態を確認する
C.採血(BNP)を依頼する
D.利尿薬を内服させる
回答

B.体位と呼吸状態を確認する

解説

心不全では、SpO₂低下の背景に 肺うっ血・体位依存性の換気不良 が隠れていることが多く、
体位(仰臥位で悪化/ファーラー位で改善)と呼吸数・努力呼吸の有無を最初に評価することで、
原因(うっ血 vs 他因子)を素早く切り分けられます。

酸素投与は有効ですが、原因評価より先に上げると見逃しが生じやすい点に注意が必要です。

臨床での見抜き方(看護師思考)

・仰臥位でSpO₂↓、ファーラー位で↑ → 肺うっ血を疑う
・呼吸数↑、会話困難、湿性ラ音 → 増悪サイン
・咳嗽・喘鳴 → うっ血/気道狭窄の鑑別
・尿量低下・体重増加があれば うっ血裏付け

「様子見してはいけないSpO₂低下」

・短時間で反復する低下
・夜間〜明け方に集中
・体位変更で変動する
・ナースコール増加を伴う
早めに報告・介入

看護師に説明するポイント(教育用)

SpO₂は数値だけ見ない
・体位と呼吸を同時に評価
・酸素は“原因評価+対処”で使う
・報告は「SpO₂値+体位+呼吸数」で具体的に

患者への伝え方(使える一言)

「息苦しさを感じたら、横になる姿勢や座る姿勢で変わるか教えてください。」

参考文献:
AHA/ACC/HFSA 2022 Heart Failure Guideline
ESC 2021 Heart Failure Guideline
UpToDate:Assessment of hypoxemia in heart failure
日本循環器学会 心不全診療ガイドライン